日本は、自国民の拉致問題の解決に積極的な姿勢を見せている国の一つだ。韓国に比べれば、とりわけそうである。 2019年5月、北朝鮮による韓国の拉致被害者家族団体「戦後北朝鮮拉致被害者被害家族連合会」が発表した資料によれば、朝鮮戦争以後、北朝鮮に拉致された韓国人拉致被害者数は500人を超える。だが、韓国政府はこの件に関して、北朝鮮政府に積極的に問題提起することはほとんどない。 それ対して、日本政府が公式に発表した、北朝鮮に拉致された日本人被害者は17人だ。その中の5人は、既に日本に戻って来ている。 そして、日本政府は北朝鮮政府に拉致問題を継続的に提起している。2002年と2004年に平壌で開かれた