一時はコロナ禍が収束へ向かったかのような雰囲気に包まれ、旅行ムードも高まっていたが、ここにきて一転、再び感染者数が急増するなど予断を許さない状況となっている。“予断を許さぬ”という言い回しをこの2年間で何度使ってきたのかと溜め息も出るが、お盆休みに入ろうとしている中で、ポジティブな気運は下がりつつある。ホテルの予約状況にもキャンセルが出るなど少なからず影響が出ている。 夏の国内旅行といえば、非日常感、リゾートという点で“沖縄”が筆頭エリアとして挙げられる。沖縄は北海道のような広大なエリアにリゾートホテルが点在するというよりは、一定のエリアに林立している。コロナ禍以降も開業が続いている沖縄のホテ