現在の韓国政府が日韓関係の改善をいくら声高に訴えてきても、日本は慎重でなくてはならない。なぜなら、尹大統領が今のままでは関係改善は絶対に無理だと思うからだ。 7月18日、来日した韓国の朴振(パク・チン)外相と日本の林芳正外務大臣との日韓外相会談が行われ、徴用工問題を早期解決することで一致した。朴振外相は19日には岸田文雄首相を訪問。日本の首相が韓国の外相と面会するのは4年ぶりである。 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領にとって、日韓関係の改善は米韓関係の改善に次ぐ外交政策の最重要懸案の1つである。 日韓関係が冷え込んだきっかけは、2012年8月の李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島上陸だっ
尹錫悦大統領が取り組む「日韓関係改善」、やっぱり期待できない残念な理由
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