少々古い話で恐縮ですが、2014年、米国ではユダヤ教のラビ(聖職者)が執筆した『The Mystery of the Shemitah』という本が話題を集めました。古代ユダヤでは、7年ごとに「シェミッター」という安息年を設けて債務免除を行ったのですが、それは今も同じだというのです。つまり、7年に1度のシェミッターの年に経済危機が訪れる、というわけです。 著者のジョナサン・カーン氏は、その実例として、過去における5回の経済危機(1973年、1980年、1987年、2001年、2008年)を挙げ、いずれもシェミッターの年だったと指摘しました。 具体的に振り返ってみましょう。記憶に新しい方から行くと
経済危機と古代ユダヤの安息年、2022年の相場はどうなるのか
「債務免除」の年に訪れた数々の異変、さらなる株価下落に要注意
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