あるネット記事の見出しが目に入ってきた。「陰鬱な世界情勢、ニュース離れを加速」という見出しである。それを見た途端、やっぱりそうか、日本の若者はウクライナの悲惨さやコロナ関連の陰鬱なニュースが嫌になっているのだな、と思った。 無理もない。若者よりいくらかは戦争・破壊・虐殺といった内容に耐性のあるわたしでさえ、ここ2か月ほど、ウクライナに関するニュースには嫌気がさしており、避けるようになっているからである。とくにロシア側の一方的な殺戮のニュースや、身勝手な言い分や嘘の言い訳を聞かされると、気分が冷え込み、嫌になるのだ。また真偽不明な様々なニュースにも翻弄され疲れる。 しかし、日本人の若者、と思った