6月29~30日までスペインのマドリードで開催されたNATO首脳会議は、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領にとって多国間外交デビューの舞台となった。 尹大統領は、今後5年間の韓国外交のビジョンを示そうと意気込んでスペインに乗り込んだ。韓国メディアでは、「日韓関係の改善」を主な外交懸案としている尹錫悦大統領が、NATOで日本の岸田文雄首相との初対面を通じて日韓関係の改善に肯定的なモメンタムを設けることができるのではという期待を込めた見方も多かった。 ところが蓋を開けてみれば、日韓関係に関して肯定的に評価できる結果は何もないばかりか、NATOでの両国首脳の様子を伝える日韓政府の発表にも相当な温
日韓両首脳が初対面、「岸田首相から挨拶」の韓国側主張を頑なに否定した日本
徴用工問題で完全にスタックした日韓関係、尹錫悦大統領でも改善できないのか
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供