北朝鮮の顔色を窺っていた文在寅(ムン・ジェイン)政権によって、罪のない韓国人が犠牲になったという事実が発覚した。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が、いわゆる「西海公務員殺害事件」で殺害された公務員のイ・デジュン氏について、自主的に越北(北朝鮮へ渡ること)を試みた根拠はないと結論を下したのだ。 韓国の海上警察は当時、越北を試みたと断定して発表したことを公式に謝罪した。事件を担当した仁川海洋警察署は、「殺害された公務員の越北を巡る真実について、現場調査と国際司法共助(民事・刑事手続きに関する各国の司法機関及び捜査機関における相互の国際的協力・補助のこと)などを通して捜査してきたが、彼が越北したとみら