例えば、東京では台本に一語一句すべてが書かれていて、番組的に放送で口にしてほしくない内容や話題がものすごく多い。それに比べて大阪で用意される台本は簡素で、発言は出演者の裁量に任されている部分が大きいという面があります。 放送法や放送基準、局のガイドラインもあるので、どんな発言でも許容されるわけではありませんが、大阪の方がアットホームだと言えます。 大阪の番組制作者は少し斜め目線で東京のテレビ番組を見ており、例えばニュースで取り上げる際に、記者会見での発言をそのまま引用するのは格好が悪いという感覚があります。だから、少しひねりを入れたり、庶民感覚の視点を入れたりすることを大切にしている。そこが東