[ウクライナ中部クリヴィー・リフ発]ロシア軍の占領地域からわずか50キロメートルのドニプロペトロウシク州クリヴィー・リフ市は現在、軍政下にある。ロシア軍がウクライナに侵攻した3日後の2月27日、副首相やドニプロペトロウシク州知事を歴任した地元の実力政治家オレクサンドル・ビルクル氏が中央政府によって軍政トップに任命された。 ビルクル氏の決断と迅速な対策がなかったら、世界最大級の鉄鉱石埋蔵量を誇るクリヴィー・リフは間違いなくロシアのウラジーミル・プーチン大統領の手に落ちていただろう。そしてロシア軍はクリヴィー・リフを足場にドニプロまで攻め入っていたかもしれない。 6月22日、筆者の単独インタビューに
正規軍不在の中、クリヴィー・リフの「将軍」はロシア軍をこうやって撃退した
市民も協力、敵軍が目の前に迫る中、縫製工場は防弾ベストを作り続けた
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