かつての朝鮮戦争(1950年)では、停戦ラインは最終的に38度線だった。なぜそうなったのか。理由は、戦闘の推移にあった。 具体的には、朝鮮軍の南進、国連軍の反攻、中共・朝鮮軍の反攻・国連軍の押し戻し、そして一進一退の後の膠着の結果、両軍の動きが止まった。 そこが、現在の38度線である。 ロシア・ウクライナの戦争では、戦線が膠着するライン、つまり停戦ラインはどこになりそうなのか、そしてその時期はどうなるのか、注目するところである。 この戦争を見ると、当初は一方的なロシア軍の侵攻だった。 その後、ロシア軍の作戦失敗とウクライナ軍の攻勢により、ロシア軍がキーウとハルキウから国境付近まで押し返された。
膠着から反転攻勢へ、ウクライナ軍はどこまで進むか
カギ握る欧米の最新兵器、クリミア奪回も視野に
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