フェイクニュースは、特に選挙や投票時に多く作成・拡散されることが分かっている。2016年と2020年の米国大統領選挙、2016年の英国のEU離脱国民投票、2017年の仏大統領選挙、2018年の沖縄知事選――近年における選挙・投票においては、フェイクニュースが問題にならないことの方が少ないだろう。 7月10日に参院選の投開票を控えるからこそ、今、フェイクニュースが社会や人々の行動に与える影響について考える必要がある。 筆者は2020年に、実際の政治に関する2つのフェイクニュースを取り上げ、それが人々の考えにどのような影響を及ぼすか実証実験を行った。ここで取り上げたのは、ファクトチェック・イニシア
参院選を前に要注意、投票結果を左右してしまうフェイクニュースの影響力
フェイクニュースの研究(4)
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