コロナ禍以降、アウトドア人気がますます高まっている。3密を避けられるうえ、ストレス解消にもなるということで、キャンプや登山、ハイキングに出かける人が急増しているが、その一方でトラブルや遭難も続出している。 警察庁が6月9日に発表した「令和3年における山岳遭難の概況」で、コロナ禍における遭難状況を分析してみた。昨年は年間の半分以上の期間、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令されていた。社会の閉塞感、個人のストレスは高まる一方だった。そうした状況下で、遭難発生件数は2635件と、前年を341件も上回った。主なデータは次の通りだ。 警察庁データの山岳遭難には山菜取りや観光なども含み、遭難者全体に
中高年に人気の登山、意外にも里山や低山での滑落・遭難が増えている理由
長野県警“山岳のプロ”が教える「遭難防止のために怠ってはいけないこと」
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