ロシアによるウクライナ侵攻が発生し、世界秩序のパラダイムシフトを指摘する声が聞かれるようになりました。 筆者は、現在の世界は約80年ごとに政治経済が一変するパラダイムシフトに直面したとみています。 1780年代のフランス革命(1789年)、米国独立戦争(1775年)、天明の大飢饉(1782年)、1860年代のイタリア統一(1861年)、ドイツ統一(1871年)、米国南北戦争(1861年)、明治維新(1868年)、そして1940年代の世界戦争がその区切りです。1860年代の変動では現在につながる近代国家が誕生し、先の大戦では旧体制が一掃されました。 筆者は長らく、経済誌への寄稿や講演会などで「8