ロシア軍はウクライナ侵攻3日目に、鉄路の要衝で戦略的に重要な都市メリトポリを制圧した。どうやら親ロシアに転じたウクライナ人たちがその道のりを容易にしたようだった。 それに比べると、ウラジーミル・プーチン大統領とクリミアを陸路で結ぶ橋の欠かせない部分であるメリトポリを支配することは、もう少し厄介だった。 驚くような報告が数日おきに飛び込んでくる。 5月18日には装甲列車が破壊され、戦闘指揮所の一つが手榴弾で攻撃された。同22日には鉄道のレールとレーダー基地が爆破された。 29日にはウクライナ支持のデモが行われ、30日には親ロシア派の人物の自宅が爆破された。 ウクライナ側は、自国のパルチザン(遊撃
ウクライナのパルチザン、ロシア兵を敵陣内で攻撃
地下で続く抵抗、基地の爆破から暗殺工作、毒入りパイまで
2022.6.15(水)
The Economist
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