先日、とある番組に武田鉄矢が出演した際、自らの代表作である『3年B組金八先生』の主題歌「贈る言葉」について、こんなことを語られていました。「世間一般では“卒業ソング”と思われているけど、実は違うんです。あの曲を作ったキッカケは失恋。悔しさと、自分をフッた相手への恨みつらみを込めて、福岡の天神で書いた歌なんですよ」 この話を聞くと、♪サヨナラだけでは寂しすぎるから、去り行く貴方へ贈る言葉・・・という有名なフレーズも別な響きを持ってくるように感じませんか? こんな風に、音楽には何となくの雰囲気と曲が流れている時のシチュエーションなどで、真の意味を誤って解釈していることって少なくないように思います。