「欲しい人材が見つからない」「期待していた人材が次々に辞めていく」「求められる給与に応えられない」――。新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降、米国では企業からこんな苦痛の声をよく耳にする。産業や地域、企業の規模、日系・米系を問わず、各社は人材の確保に苦戦している。 主要顧客に日系企業を抱える弊社の人材紹介部門も手を焼いている。近年、バイリンガルの日本人人材は減少傾向にある。そもそも日本人留学生が減少しているところにパンデミックが発生。日本に帰国した人が増えている。 だが昨今の問題は単なる人材不足だけによるものではない。コロナ禍を境に企業と働き手の関心や考え方との間にギャップが広がりつつあ
三重苦「採用難と大離職と人件費高騰」に直面する米国ビジネス
賃金デフレに慣れきった日本でも「明日は我が身」の備えが必要
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