ロシアによるウクライナ侵攻もあり株式相場の行方には慎重な見方が広がっていますが、世界の株価は昨年秋頃から下落基調に転じていました。今回は、あるデータと株価との関連について、グラフを使って考えていきます。あるデータとは、中央銀行が供給する「マネーの量」です。なお本稿は筆者個人の見解です。実際の投資に関しては、ご自身の判断と責任において行われますようお願い申し上げます。 まず昨秋以降の世界の株価を見てみましょう。図1のグラフは、各国の株価指数について、2021年9月以降の高値を100として指数化した動きです(週足ベース)。 これによると、いち早くピークをつけたのは香港(香港ハンセン指数)、韓国(総
量的緩和が終われば株価の維持は困難だ 過去のデータが示す不都合な真実
日銀の防衛線が突破されれば、一気に株安・金利上昇が進む可能性も
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