4月以降、ビットコインを中心に暗号資産(仮想通貨)の相場は軟調に推移していたが、5月5日早朝、米ダウ平均の先物が売られたのをきっかけに、暗号資産全般が一段安となった。 似たようなタイミングでUST(ステーブルコイン<注1>の一種)が値を下げ、5月7日にはUSTに対して14億ドルの巨額な売りが出たことで、USTの価値は大暴落を始めた。これにつられて、ビットコインなど他の暗号資産もさらなる下落となった。 現在では、ビットコインは8週連続の陰線(週初より週末の価格が低い)を続けており、本稿執筆時点(5月26日時点)でも、2万9000ドルをはさんだ動きを続けている。日々の終値ベースでは、昨年11月8日
暴落後も下落が続く暗号資産、ビットコインの下値と反転時期を探る
規制の枠組み整備が遅れる日本に、暗号資産は根づくか?
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