暗号資産(仮想通貨)が暴落している。ビットコインは1単位の価格が、昨年(2021年)11月の最高値の6万8000ドルから3万ドルに下がった。このような投機的商品の暴落は、バブル末期の特徴である。最近では、暗号資産と同じブロックチェーン技術を使ったNFT(非代替性トークン)の価格も暴落している。 暗号資産は単なるデジタル符号であり、それ自体には利用価値がない。金のように装飾品に使うことも、絵のように飾ることもできない。その価値は、他人が自分の買った価格より高く買うだろうという期待だけに支えられている。しかしバブルは終わっても、ブロックチェーンには大きな可能性がある。 投機が投機を呼ぶのは1990