韓国の新大統領・尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏は、大統領就任演説を自ら推敲したという。当初スタッフがあげた原案は30分程のものだったが、自身で12~13分に短縮したそうである。日本のメディアは、尹大統領が日韓関係についてどう述べるかに注目していたが、日本に対する直接の言及は全くなかった。とはいっても演説の中で個別の国家に触れたのは、北朝鮮に関してのみ。外交については「国際社会で責任と役割を果たす国にならなければならない」と大局観を述べただけだった。米韓関係、中韓関係についても言及がなかったので、日本だけがスルーされたというわけではない。
日韓関係より国内の分断統合が最優先の尹錫悦、最大の障害は「民主党の妨害」
数の力を振り回す野党、度が過ぎれば前大統領・文在寅への「政治報復」も
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