戦争は大きな経済的ショックでもある。ベトナム戦争は米国の国家財政を揺るがした。1950~53年の朝鮮戦争と1973年のヨム・キプール戦争(第4次中東戦争)は極めて重要なコモディティー(商品)の価格暴騰を引き起こした。今回も、巨大なエネルギー輸出国であるロシアと、特に穀物など、その他多くのコモディティーの重要な輸出国であるウクライナが直接かかわっている戦争は、インフレ高進を招き、消費者の実質所得を急激に減少させている。