人間にとって大切なパートナーである猫は、年齢を重ねると腎臓病になる宿命を背負っている。ペットフード協会の2021年度「全国犬猫飼育実態調査」によると、飼育されている猫の平均寿命は15.66歳だ。もし腎臓病を防ぎ、治すことができたなら、寿命は倍の30歳になるかもしれない――そう語るのは人間のさまざまな「治せなかった病気」に打ち克つ鍵となるタンパク質AIMを発見した免疫学研究者・宮崎徹教授だ。宮崎教授は猫腎臓病の画期的な治療薬に先駆けて、予防効果の期待されるキャットフードを2022年3月に完成させた。
“ネコの宿命”腎臓病研究の宮崎徹教授が手がけた「予防」のための猫フード
「ネコだけでなくいずれはヒトにも」、タンパク質AIMが秘めた可能性
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