世界の通貨当局が保有する世界の外貨準備は3期連続で増加しているが、徐々に変化しつつある。外貨準備におけるドル比率が低下しているのだ。これは、各通貨当局が通貨を多様化している裏返しだが、ウクライナ侵攻に伴う対ロシア制裁が長期化すれば、「非ドル化」の流れは加速するかもしれない。外貨準備で起きている変化について、みずほ銀行チーフマーケット・エコノミストの唐鎌大輔氏が解説する。
米国のドル覇権を脅かす恐れも、毒薬にもなるロシアに対するSWIFT遮断
世界の外貨準備に占めるドル比率は過去最低を更新、通貨の多様化が示すこと
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