新型コロナウイルスの影響が住宅業界にも深刻な影を落としている。世界的な木材高騰、いわゆる「ウッドショック」が続いていることに加えて、資材不足から住宅設備メーカー各社も、製品の値上げを決めた。さらに、ロシアのウクライナ侵攻によって、ロシア材を使用していた国内ビルダーへの影響を懸念する声も出始めている。こうした環境の激変は住宅価格にも影響が出る可能性があり、徐々に庶民には持ち家など手の届かない状況になりつつある。