3月22日、雪も舞った東京には、全国ではじめての電力需給逼迫警報が出されていた。同じ日、過去最大の防衛費5兆3687億円を含む来年度予算案が可決された。その中には、あらたなミサイル防衛手段の実用化に向けた「レールガン」の試作機製造のための65億円が計上されている。そんなものが完成できたとしても、これほど脆弱な電力供給基盤しかない日本で、果たして実用に耐えられるものになるのだろうか。
電力供給脆弱な日本で大量の電力を食う「レールガン開発」、拭えぬ違和感
多額の税金を使いながら実戦に役立たない「無用の長物」生むことにならないか
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供