160年前の龍馬の脱藩は、何としてもこの国の危機を救いたいという熱い想いからでした。国を守ることは強い国をつくることだとし、国が危機に陥った時のリーダーとしてその心血を国の将来のために注いだのです。龍馬の気概の一方で、今の日本のリーダーにしっかりとした国家観があるのか疑わしいですし、嘆かわしいと感じるのは筆者だけでしょうか……。