1988年に公開された映画「釣りバカ日誌」は、北朝鮮労働党幹部の教育用参考映画に選ばれたことがある。釣り好きな鈴木建設の末端社員である浜崎伝助(ハマちゃん)と、彼と釣り友達になった鈴木社長(スーさん)が織りなすエピソードをコミカルに描いた「釣りバカ日誌」は、なぜ映画マニアの金正日氏の心を捕らえただろうか。
北朝鮮の幹部教育に活用される「釣りバカ日誌」、いったいなぜ?
党幹部にはびこる官僚主義と権威主義の解消に目をつけた金正日
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