北京五輪も日程の半分を終えた。日本と中国の時差は1時間。ライブ中継でのテレビ観戦を楽しむ機会にも恵まれ、日本人選手の活躍を楽しみ、歓喜しているのは私も例外ではない。だが、そこに水を差すのが、実況や解説者の表現であり、結果を伝える報道の有り様だ。そこから発せられる言葉が、あまりにも的外れで、陳腐で、本質を見失った見かけ倒しのスポーツ報道になっていることにがっかりさせられているのは、私だけではないはずだ。