プーチン氏とバイデン氏の間には、二人が首相・副大統領だった時代に根差す確執がある。“好機”を捉えた欧州安保体制への挑戦と「大ロシア主義」、プーチン氏の意識を占めるこの二つのファクターに左右されるウクライナ情勢の行き着く先は――。