北京冬季オリンピックの開幕(2月4日)を一週間近く先に控えた1月25日午前7時過ぎ、氷点下7度の北京中心部の天安門広場に、バスが次々に停まった。中から屈強な若者たち100人以上が出て来て、そそくさと天安門を背にして、横一線に整列した。彼らは、来週から本番を迎える中国のオリンピック代表選手団だ。そこで彼らが声高らかに行った「天安門の宣誓」の内容に中国国内からも非難が巻き起こっているという。
「国家のため、総書記のため」中国選手に誓わせる北京五輪の黒幕
東アジア「深層取材ノート」(第122回)
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