昭和から平成にかけての日本には、異彩を放った2人の大物右翼活動家がいた。戦前から活動していた大日本愛国党総裁の赤尾敏と、戦後の民族派の代表的論客である野村秋介だ。逮捕歴があったり、社会から異端視されたりすることもあった2人だが、彼らの言動に共感を覚える人々も少なくなかった。彼らの何が人々を惹きつけたのか。