オミクロンが猛威をふるう中、医療現場が直面しているのは、じつは新型コロナ診療よりも新型コロナ以外の救急診療、通常診療の危機である。自治医科大学附属さいたま医療センターでパンデミック当初から重症患者の診療を続けている讃井將満医師が現状を報告する。