世界史では、宗教的マイノリティーが時として大きな役割を果たすことがあります。この連載の第65回で触れた、イギリスのアジア進出にアルメニア人が大きな貢献を果たしていたことも、その一例と言えるでしょう。今回も、ある宗教的マイノリティーについて紹介したいと思います。ダイヤモンド産業で存在感を発揮する、インドのジャイナ教徒です。