連載119回目を迎えた今年第1弾は、「香港の弟」マカオについて述べたい。昨年暮れの12月19日、香港で行われた中国政府「お墨付き」の立法会(議会)選挙は、90議席を親中派がほぼ独占して、世界を驚かせた。香港で2047年まで50年続けると中国政府が約束している「一国二制度」は、2022年にも崩壊してしまうのではと、日本を含めた世界が懸念している。そんな香港と較べて、ほとんど顧みられていないのが、隣のマカオだ。
香港の次はマカオ、中国政府が「アジアのラスベガス」を圧迫
東アジア「深層取材ノート」(第119回)
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