韓国文在寅政権で外相を務めた康京和氏が今度は国連傘下の国際労働機関(ILO)の事務総長に挑戦することになった。国連人権問題担当事務所(OHCHR)の副代表など、人権分野で長い間活動してきた経歴を誇る康氏の挑戦に対し、文在寅政権は積極的なサポートを行っているが、韓国国内では「専門性に欠ける」という冷静な評価がなされている。韓国政府が全面協力して、門外漢を国連の専門機関に送り込もうとする背景には何があるのか。