安楽死を許容する動きが世界で加速している。コロナ禍のなか、スペイン、ポルトガルで安楽死法が合法化ないし可決された。最近の世界における終末期の状況を垣間見ると、安楽死法の立法への流れがあるのに対し、日本では反対にこれを阻止しようとする動きがある。例えば安楽死を認める動きや、無益な延命治療を行うべきではないとするような風潮を「〈反延命〉主義」と一網打尽にレッテルを貼り、生産性や同調圧力から、障害者・弱者の命を守ることを主張する動きである。
「死刑は廃止、でも安楽死は容認」の国が増加中、日本はなぜ逆か
日本の現行制度は「人間の尊厳」を毀損してはいないと言えるのか
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