創薬の手立てとして、体内で生じる「タンパク質間相互作用」(PPI)とよばれるしくみを標的としたものがある。国内ではPPI創薬に向け、バイオベンチャーのプリズムバイオラボがエーザイとともに肝細胞がん治療を視野に化合物を開発し、臨床試験で「創薬概念の検証」(POC)を達成するなど進展も見られる。