創薬の手立てとして、体内で生じる「タンパク質間相互作用」(PPI)とよばれるしくみを標的としたものがある。国内ではPPI創薬に向け、バイオベンチャーのプリズムバイオラボがエーザイとともに肝細胞がん治療を視野に化合物を開発し、臨床試験で「創薬概念の検証」(POC)を達成するなど進展も見られる。
悲願の「PPI創薬」実現へ、バイオベンチャーの進捗と課題
タンパク質を制御する「小さな化合物」に集まる大きな期待
2021.12.14(火)
漆原 次郎
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