6月の首脳会談以来、米ロ間ではいくつかの実務者協議が行なわれ、戦略対話やサイバー攻撃問題などでは一定度の前進があったとされている。だが、ここへ来てウクライナ方面での対立が、急速に再燃し始めた。このままでは、徐々に進み始めた米ロ関係の宥和も水泡に帰す恐れがあると、西側のメディアは指摘する。