ヨーロッパで新型コロナウイルスの感染が再拡大している。例えばオーストリアでは10月中旬から感染が拡大し、新規感染者が13日には過去最多の1万3152人に達した。そのため同国はワクチン未接種者に対して、15日から10日間のロックダウン措置を講じた。さらに22日からは全国民を対象にロックダウンに入り、ワクチン接種も義務化するという。日本は現在のところ新規感染者数は減少傾向が続いているが、警戒を怠ってはならないのは言うまでもない。だが肝心の岸田政権のコロナ対策がどうにも心許ないのだ。