北朝鮮には、日本から北朝鮮に帰国した人々に対する徹底した管理監視制度がある。在日帰国者とは、戦後、実施された在日朝鮮人の送還事業で日本から北朝鮮に帰国した人たちを指しており、国家保衛省・国家安全保衛部内部で「22号対象」と呼ばれている。北朝鮮送還事業が始まった1959年から続いている管理監視制度とはどのようなものなのだろうか。