ミャンマーで、国軍が同国西部と北東部に部隊を移動し、近く軍政に反対して抵抗を続ける武装市民や少数民族武装組織に対する大規模な攻勢を開始する可能性が高まっているという。事態を重視した国連も、軍による大攻勢で市民や少数民族に多数の犠牲者がでる危険性があると警告を発した。クーデター発生から8カ月近くが経過するが、国際社会の批判にもかかわらず、軍政の民主派弾圧は改善される様子はなく、むしろ事態はますます悪化している。