10月19日、JR新富士駅において佐野鼎顕彰碑の除幕式がとり行われた。現在の富士市で生まれ育った佐野は、幕末に万延元年遣米使節団の一員としてアメリカの土を踏み、さらにその後は遣欧使節にも加わりロンドン万博を視察したりした。欧米社会の発達ぶりを目の当たりにした佐野は教育の大切さを痛感、明治に入ると神田淡路町に共立(きょうりゅう)学校を設立した。それが、いまからちょうど150年前のこと。その学校こそ現在の開成中学校・高等学校の前身である。
「開成」創立者・佐野鼎の顕彰碑が富士市に建立
『開成を作った男、佐野鼎』を辿る旅(第55回)
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