中国の大手不動産デベロッパー・恒大集団の資金繰り不安が正面化したことで、「ついに中国経済のバブル崩壊か」との観測が浮上している。だが、仮に恒大集団が破たんしても、習近平主席にとっては痛くもかゆくもないだろう。むしろ、習近平体制の強化に利用される可能性が高い。そのシナリオを検証してみよう。
恒大集団の経営危機で見えてきた習近平の「神格化」シナリオ
尻拭いさせる地方政府トップを粛清、後任にダブつく次世代幹部を
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供