1年半にわたるコロナ禍もあり、北朝鮮では犯罪が横行している。中でも代表的なのが、債権債務に伴う暴力犯罪だ。カネを貸した債権者がコロナ禍で生計が苦しくなり、元金の早期弁済を求めて暴力に訴えるケースが増えているのだ。双方ともに法的な解決を望んでも、債権者も債務者もコロナ禍の状況で円満解決できない。そこで、登場したのが北朝鮮の解決師たちだ。彼らはどのように紛争を解決するのだろうか。