ドイツで9月26日、任期満了に伴う総選挙が実施された。4期16年を率いたメルケル首相の引退もあって注目された今回の総選挙であるが、同首相を擁する中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)と同じく中道右派の社会同盟(CSU)からなる「保守連合(CDU/CSU)」の支持率が、事前の世論調査で一時20%を下回る異例の事態となった。ドイツの先行きはどうなるのだろうか。