日本時間の9月22日夜、ビッグニュースが飛び込んで来た。台湾が正式にTPP(環太平洋パートナーシップ協定)への加入を申請したというのだ。先週9月16日には、中国の王文濤(おう・ぶんとう)商務部長が、「TPPの加入に向けた書面を、協定の取りまとめ役であるニュージーランドの担当大臣に提出した」と発表したばかり。TPP加入には全加盟国の承認が必要となる。中国と台湾、どちらかが先に加盟承認されれば、おそらくもう一方の加盟に対して賛成はしない。中国と台湾の激突が始まった。