映画は時代を描く。過去であれ、現在であれ、未来であれ、映画は「時代」のフレームから自由にはならない。時代を知るなら、その時代に作られた映画を見るべきという言葉がある。それほど映画は時代を映している鏡なのだ。今回は金日成時代から金正日時代、金正恩時代へと3代世襲してきた北朝鮮の映画製作の変遷と実態を語る。