ジョー・バイデン米大統領は、2001年の米同時多発テロから20年を迎える9月11日に、現場となったニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」など全3カ所を訪れ、犠牲者を追悼する。この20年の間に米国社会は大きく変わった。白人がマイノリティー化のテンポを速める半面、反中国、反アジアの小市民的意識を身に着けた若者たちが急増しているのだ。