かつて日朝両政府が推進した在日朝鮮人とその家族を対象にした「帰国(北送)事業」。1959年からの25年間で9万3000人以上が「地上の楽園」と喧伝された北朝鮮に渡航したとされる。その多くは極貧と差別に苦しめられた。両親とともに1960年に北朝鮮に渡った脱北医師、李泰炅による手記。今回は、北送事業で北朝鮮に渡った同じ在日朝鮮人の親友、申誠に関する第2話。
そして、脱北計画を実行した申誠は豆満江の目前で拘束された
日本で働き、彼女と幸せになることを願い散った日本人の物語
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