急変するアフガニスタン情勢を巡って、中国の攻勢(口勢?)が続いている。8月19日、中国を代表する国際紙『環球時報』が、痛烈な記事を掲載した。最近よく行う「西側の人間に自らの主張を代弁させる」手法で、寄稿したのは、「マーティン・ジャック英ケンブリッジ大学上級研究員」なる人物である。環球時報の常連でもある。寄稿文のタイトルは、「アメリカがアフガニスタンで遭った災難的な失敗、もはや誰がその東アジアや南シナ海での判断を信じるだろうか?」。都合のいい解釈も多いが、中には共感できる部分もあるのだ。